「くすぐったいからマッサージ苦手」…実はそれ、疲れのサインかもしれません
くすぐったくてマッサージが苦手…それ、疲れすぎサインかもしれません
「マッサージしてもらうと、くすぐったくて…」
そんなふうにお客様から言われることがあります。
「疲れていないわけではないんですけどね…」と笑いながら話される方もいらっしゃいますが、実はこの“くすぐったい”という感覚、ただの敏感体質ではなく体からのサインかもしれません。
オイルマッサージやボディケアに来られる方は、基本的に「疲れを取りたい」「体を軽くしたい」と思って来店されますよね。
でも、せっかく受けても「くすぐったい」と感じてしまっては、なかなかリラックスできません。
今日は、くすぐったいと感じる原因と、その状態から抜け出すための方法をお伝えします。
■ くすぐったいと感じる場所は脇や足裏だけじゃない?
くすぐったさといえば、脇の下や足の裏が有名ですよね。
でも、サロンでは背中・肩・デコルテといった場所でくすぐったさを感じる方も意外と多いです。
この場合のくすぐったさは、くすぐったいポイントをピンポイントで触っているわけではなく、筋肉や神経が緊張しすぎているサインと考えられます。
- 長時間同じ姿勢で筋肉を酷使している
- 無意識に体に力が入っている
- 常に交感神経が優位な状態(緊張・ストレス)
こうした状態では、少し触れただけでも体が過敏に反応し、「くすぐったい」と感じやすくなります。
■ 「痛い」より先に来る“くすぐったい”
体の状態が悪化していく流れを簡単に説明すると、
- 軽いコリ → 気持ちいい
- 強いコリ → 痛い
- さらに悪化 → くすぐったい
という順番で感じ方が変わります。
意外かもしれませんが、くすぐったさは「末期のコリ」ともいえる段階。
筋肉が硬く、神経も過敏になっていて、リラックスとは真逆の反応です。
この状態では、副交感神経(休むモード)が働かず、交感神経(戦闘モード)が常に優位になっています。つまり、寝ていても本当の意味で休めていない可能性があります。
■ くすぐったいのを放っておくとどうなる?
もしこのくすぐったさを放置すると、やがて何も感じなくなることもあります。
「それって楽になるのでは?」と思うかもしれませんが、実は違います。
感覚が鈍くなるということは、それだけ血流や神経の働きが落ちているということ。
体が「不調を感じる余裕もない」状態になってしまうのです。
■ くすぐったさをやわらげるための3つの工夫
① 初回〜3回は間隔を空けずに通う
体や神経の過敏さは、1回の施術だけでは完全には取れません。
最初は10日〜14日間隔で3回ほど受けることで、筋肉の硬さや神経の緊張が徐々に和らぎます。
間隔が空きすぎると、また“くすぐったい”の状態に戻ってしまうので注意です。
② 手のひらを使った「面」での施術をお願いする
指でのピンポイントの刺激(点)は、くすぐったさを強く感じやすいです。
一方、手のひらや前腕などの広い面での施術は、刺激が分散され、心地よく受けやすくなります。
施術前に「くすぐったがりなので、手のひら多めでお願いします」と伝えてみましょう。
③ 慣れと安心感をつくる
初めての場所、初対面のセラピスト、半裸に近い姿…これらは少なからず緊張を生みます。
数回通うことで環境にも人にも慣れ、緊張がやわらぎ、くすぐったさも軽減していきます。
■ 施術前に伝えておくとスムーズ
「くすぐったがりです」と最初に伝えるのは恥ずかしいかもしれません。
でも、それがわかっていれば、セラピストは施術方法を工夫できます。
- 面での圧を多くする
- ストロークをゆっくりにする
- 呼吸に合わせて施術する
こうした調整で、同じ施術でも感じ方が大きく変わります。
■ オイルマッサージがくすぐったいから…と諦めないで
もし今、「くすぐったいからオイルマッサージは苦手」と思っているなら、もう一度チャレンジしてみませんか?
数回通って体の緊張がほどけてくると、
- 触れられても身をよじらない
- 気持ちよさを感じられる
- 途中から眠れる
といった変化を感じられるはずです。
「くすぐったい」が「心地いい」に変わる瞬間は、体が本当に休めている証拠。
疲れた時の体と、ほぐれた後の体の軽さの違いを、ぜひ実感していただきたいです。
■ ご予約のご案内
当サロンでは、初回カウンセリング時に「くすぐったさ」や「触られたくない部位」について丁寧にお伺いしています。
初めての方でも安心して受けていただけるよう、圧の強さや施術方法はその方に合わせて調整します。
- 「マッサージはくすぐったくて苦手」
- 「でも疲れはちゃんと取りたい」
- 「リラックスして眠れる感覚を味わいたい」
そんな方にこそ、ぜひ体験していただきたいです。
まずは初回のご予約で、体の反応の違いを感じてみてください。