塩分の摂りすぎがむくみをひきおこしやすくしているかも!?

先日、テレビで足を揉んでリンパ流しをして両足合わせて-6センチ細くなったと言う、ダイエット特集が放送されていました。
その脚痩せのポイントとして、3日間だけ塩抜きをすると言う方法です。
塩抜きとは、食べるものすべての塩の摂取を止めることで、ただし、野菜や果物に含まれるナトリウムはOKと言うものです。
体重が減ると言うよりは、むくみがなくなれば、見た目スッキリとすると言うことです。
塩とむくみの関係
塩分は、体の水分を溜め込もうとする働きがあります。
濃い味付けの料理を食べると、体の中の塩分濃度が高くなります。
体は、体液の塩分濃度を薄めようとするため水分を溜め込もうとするので、体にむくみとして出てきます。
塩辛い物を食べた翌日、顔がむくみやすいのはそのせいでもあります。
むくみの原因は、塩分以外にもありますが原因の1つです。
1日に必要な塩分量は?
日本人は、塩分の摂りすぎと言うことを言われています。
日本の国の目標は、7g未満で、世界基準は5gです。
5gは、だいたい小さじ1杯ぐらいです。
私は、小さじで表されても、イマイチはっきりわかりにくいと思い、家にあった物を調べてみました。
※メーカーにより食塩相当量は違いますので、おおよその数値とお考え下さい。
カップスープの素1カップ分 | 1g |
チップス(塩味)約70g | 0.6g |
ソース100㎖当たり | 14g |
醤油100㎖当たり | 17.6g |
鶏がらスープの小さじ1杯 | 1.2g |
上記の表を見るだけでもわかるかと思いますが、普通に7gくらいは取っているかと思います。
ハムやベーコンなどの加工食品にも塩は使われていますので、ファストフードやレトルト食品などをよく食べる人は、かなりの量を摂取しているかと思います。
すべての塩が悪いと言う訳ではない
塩分の摂りすぎは良くないですが、塩は、人間の体に必要です。
夏場は、汗と一緒に塩分、ミネラルも出ていってしまうので、水だけでなくミネラルを摂ると良いと言われるのは体に必要な栄養素だからです。
塩は、ミネラル塩と精製塩があります。
ミネラル塩は、ナトリウム以外にもマグネシウム、カリウム、カルシウムなどが含まれていますが、精製塩(食卓塩)は、ナトリウムのみになります。
同じ小さじ1杯でも、食塩量は精製塩の方が高いです。
美味しさで言ったら、ミネラル塩が美味しいです。なめてみるとわかるかと思いますが、とがった塩辛さがミネラル豊富な塩にはありません。
精製塩(食卓塩)は、低価格ではありますが摂取するなら、少し高価なミネラル塩を選んで購入することをお勧めします。
まとめ
塩分は、体に必要だけど摂りすぎにも注意が必要です。
塩分の摂りすぎは、味覚を感じる味蕾がマヒし、味を感じなくなってしまい、濃い味を求めるようになってしまいます。高血圧につながったり、水分も溜め込みやすくなりなります。
加工食品やスナック菓子、市販のドレッシングを控えるだけでも、かなりの減塩につながるかと思います。
夏場は、汗で塩分、ミネラルが不足しがちなので3日塩分抜きは危険かもしれないので、加工品、スナック菓子、市販のめんつゆ、ドレッシングを止めるだけでも、減塩につながるので体調に合わせて行うと良いかと思います。