夏になると足がつりやすい
少し暖かくなってきたから、「足がつることが出てきた」と言うお客様が見えます。
夏になると、『最近、こむら返りする』と言う人他の季節に比べ増える気がします。
足がつる(こむら返り)とは
こむら(腓)とは、「ふくらはぎ」をさします。
こむら返りは、ふくらはぎに起こる痛みをともなう筋痙攣の総称で「足がつる」とも言われます。
ふくらはぎの一部の筋繊維が強く縮んで、他の筋繊維とズレが起きて痛みが出ます。
ふくらはぎに起こりやすいため、腓腹筋痙攣と言ったりします。
夏に足がつりやすい原因
暑い夏は、他の季節に比べて足がつりやすい季節です。
その原因は下記の事が考えられます。
- エアコンによる冷え
- 運動不足
- 発汗でミネラル分の放出
- 水分不足
その中でも、夏の一番の原因は下の2つかと思います。
外に出るだけで汗をかく夏場に、スポーツをしたならば、多量に汗をかき、水分摂取の不足で脱水状態になりやすだけでなく、体内のカルシウムやナトリウムなどのミネラルも排泄されるのでミネラル不足から足の筋肉痙攣が起こると言われています。
また、日中はエアコンの効いたオフィスや自宅で過ごすという人も油断は禁物。室内にいても汗をかきますし、運動不足や冷えによる血行不良も足がつることにつながります。
足がつらない為の対策
夏場は、熱中症にならないようにと水分補給を意識して、お水やお茶を意識して飲むようにしている方は多いと思いますが、汗をかいてミネラル分が出て行っている所に水分補給をしても、ミネラル分は薄まっているだけで、出て行った分は補給されていません。
水分補給という面では、水を飲むのが良いですが、日本のお水は地域に差はあれど軟水なので、ヨーロッパなどの水に比べたらミネラル分が少ないです。
食事で意識して摂取するとかサプリメントで補うということも必要かと思います。ミネラルが不足すると疲れやすくなったり、むくみ、貧血になったりもします。
※ミネラルは、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などです。
夏場になると、熱中症対策としてただの水だけでなく、体液に近い経口補水液を飲んだり、梅干しを1日1個食べる様にするのも良いです。
お茶やコーヒーなどカフェインが含まれている飲み物は、利尿作用があるので、飲んだ量以上に体の中の水分を出してしまう事もありますので、少し飲む量を考えると良いです。
寝る前の水分補給と朝起きた時、コップ1杯の水分補給も忘れずにしてくださいね。
最後に
私の夏場の水分補給は、梅ジュースです。
5月下旬から6月上旬あたりに青梅がスーパーで買えるので、自家製の梅ジュースを作ると添加物も少ないのでお勧めです。
砂糖と青梅を漬けるだけで梅シロップができます。
出来上がった梅シロップを水で割ったり、炭酸水で割ったりして飲みます。
汗をすごくかいたときは、すこし塩(食卓塩はダメです。ミネラル分があるお塩を使ってください)を加えるのもおすすめ。入れすぎは塩辛いので少しだけ。
焼酎で割ると梅酒風になるとか。(←私はやった事無いのでわかりません汗)
梅にはクエン酸成分が含まれているので、夏場の疲労回復にも役立ちます。
足がつる時は、脚の筋肉が張って硬くなっていることもあるので、寝る前、起きた時にストレッチをするのも良いです。
※足が頻繁につる人は、もしかしたらミネラル不足が原因じゃないかもしれませんので、一度病院へ行かれ検査をされることをオススメいたします。