老化を予防して美肌を作るビタミンのエース
体の酸化が老化の原因と言われています。
老化を引き起こしているのは、食生活、生活習慣、ストレスなどです。
そこで、老化予防できて美肌にも良いビタミンをご紹介します。
美容ビタミンのエース
美容ビタミンのエースは、ACEです。
ビタミンA、C、E
紫外線への抵抗力を強めるために、ビタミンAと一緒にビタミンC、ビタミンEも摂取すると良いです。
ビタミンA・βカロテン
油に溶けやすい脂溶性ビタミンです。
ビタミンAは、レチノール、レチノイン酸、レチナールの総称です。
植物に含まれているβカロテンは、体内でビタミンAに変わります 。
働きについて
- 夜盲症を防ぐ
- 皮膚や髪の健康を保つ
- 骨の発育を助ける
- 鼻やのどの粘膜の健康を保つ
- 老化、がん、心臓病の予防
- 免疫機能の維持
- 抗酸化作用
ビタミンAが不足すると・・・
- 暗いところで見えにくくなる
- 目が乾燥してくる
- 光がまぶしく感じる
- 肌が乾燥してくる(肌の乾燥は、小じわの原因に)
- 爪がもろくなる
- 脱毛しやすくなる
- 風邪をひきやすくなる
- 血管にコレステロールが沈着しやすくなる
ビタミンAが多く含まれる食品
- 豚・鶏のレバー
- うなぎ
- モロヘイヤ
- 人参
- ほうれん草
摂り方
ビタミンAは、脂溶性ビタミンで油に溶ける性質を持っています。
βカロテンを含む緑黄色野菜は、あまり油が含まれていないので油と一緒に摂ることで吸収率がUPします。サラダのドレッシングにオイルを入れるなどして効率よく摂取すると良いです。
ビタミンAは、体にためておけるタミンなので摂りすぎには注意が必要です。
ビタミンC
水に溶けやすい水溶性ビタミンで、熱に弱いです。
ビタミンCは、ストレスによっても消耗します。
ストレスと言うと、精神的なストレスだけではなく、暑さ、寒さ、騒音、寝不足なども体にとってはストレスになり、思っている以上にビタミンCは消耗されます。特に、喫煙者の方はビタミンCの消耗が禁煙者より多いです。
働き
- コラーゲンの合成に働き、血管、粘膜、皮膚、骨を強くする
- 抗酸化作用
- シミの元になるメラニンの生成を抑える
- 鉄や銅の吸収を高める
- 風邪を予防、疲労回復
- ストレス、疲労を和らげる
ビタミンCが不足すると・・・
- 肌に張りがなくなる
- しみ、そばかすができる
- 歯ぐきから出血しやすい
- 疲労感がる
- 骨・筋肉・胃腸が弱る
- 切り傷が治りにくい
ビタミンCが多く含まれる食品
- ブロッコリー
- サツマイモ
- かぼちゃ
- いちご
- キーウイ
- 赤ピーマン
- 菜の花
摂り方
生で摂ると良いですが、生だと沢山食べることができないので、加熱して食べると沢山食べれます。
ビタミンCは熱に弱いので、できるだけビタミンCの損失が少ない炒める、蒸すと言う調理法で行うと良いです。
サツマイモやジャガイモは、加熱により失われるビタミンCが少ないです。
水溶性なので摂りすぎても、2~3時間で排出されてしまいますが、1日に10g以上のビタミンCを摂ると下痢や嘔吐することもあります。
ビタミンE
熱や酸では壊れない、脂溶性ビタミンです。
紫外線、鉄、アルカリなどで壊れるビタミンです。
働き
- 血管を若々しくする
- 脂肪肝を予防
- 毛細血管の血行を良くする
- 強力な抗酸化作用がある。
- ビタミンCがあると抗酸化作用が高まる
- 心疾患、脳卒中、がん予防
- 老化予防
ビタミンEが不足すると
- シミができやすい
- 動脈硬化を起こしやすい
- 血行が悪くなる(冷え性、肩こりなど)
- 女性は、更年期症状が進む、不妊など
- 筋肉がこわばる
- 老化が早まる
ビタミンEが多く含まれる食品
- アーモンド
- ヒマワリの種
- ヘーゼルナッツ
- クルミ
- かぼちゃ
- かぼちゃの種
- アボカド
- うなぎ
摂り方
過剰摂取しても、あまり心配のないビタミンです。
ビタミンEが豊富なナッツや種子から絞った植物油に含まれています。
植物油は、不飽和脂肪酸なので酸化しやすい性質があります。長期保管や、揚げ物に使った油は酸化進んでいるので、使いまわしは避けると良いです。
古い油は、過酸化脂質を取り込んでしまうので、老化を早めてしまいます。
ナッツを買う時も、加工していないものや光が入らない袋に入っているものを買うと良いです。
最後に
ご紹介したビタミンA、C、Eは、抗酸化作用のあるビタミンですですが、体を酸化させないために、
- 紫外線を予防
- ストレスを溜めない
- 煙草をすわない
など、外からのケアも同時に行う事で、体の酸化(老化)を防ぎ、遅らせることができます。
食事は、バランスよい食事を心掛けてください。