肩こりは、肩だけに原因があるわけではない

肩こり

リラクゼーションサロンをご利用いただくお客様は、肩こりや首こり、腰の張り、精神的な疲れで利用される方が多いです。

疲れているところを伺うと、疲れている部位だけ施術してもらいたいと思う方多く見えます。

しかし、疲れている部位だけに問題が起こっているわけではありません。

例えば、肩がこっているから、肩だけ揉めばよくなるわけではありません。

その場は、楽になるかもしれませんが、すぐに元に戻ってしまいます。

これは、多くの人が経験したことがあると思います。

肩が凝ったから、肩だけ集中してほぐしてもらったのに、すぐ元に戻ってしまうのは、肩以外にも問題があるケースが多いです。

肩こりについて

肩こりは、肩から首にかけての筋肉が緊張し、血管が収縮して血液の流れが悪くなって起こります。

ある日突然、肩こりになるわけではありません。日々の自分の癖や行動などが積み重って起こっています。

肩の筋肉が緊張するのには、根本の原因が隠れています。だから、肩だけを揉んだだけでは、根本の原因が解決していないので、すぐに肩の筋肉を緊張させ、肩こりになってしまうのです。

肩こりに限らず、首こり、腰の張りなど他の部位にも言えます。

肩から離れた部位に原因がある

肩がこっているから、肩や肩甲骨回りに原因があると思っているお客様が多いですが、そうとは限りません。

その1 腕から肩へ

手は日常的によく使います。

指や手の疲労が前腕(腕下)に伝わり、前腕の疲労が上腕へ伝わります。

腕の疲労が肩の筋肉を硬直させます。

腕や肩の疲労が解消されないまま、作業を続けると肩の周りの筋肉が硬直し、しつこい肩こりになってしまいます。

普通の日常の動きでは腕の疲労は、なかなか感じにくいので肩こり改善が難しいです。(手を良く使う仕事の人は腱鞘炎などの症状も)

その2 内臓疲労が神経や背中に伝わり肩へ

満腹になるまで食べたり、間食を頻繁に食べたりしていると、胃腸は常に活動状態になります。

活動状態が続けば、疲労がたまり機能が低下し胃腸を動かしている筋肉が緊張し始めます。

胃腸を動かしている筋肉の疲労が、中枢神経の走る脊柱に伝わる間に、脊柱起立筋群(背骨の横の筋肉)に影響がでてきて、背中の筋肉を硬直させます。

脊柱起立筋群の硬直が、上へ伝わり肩甲骨の下あたりの筋肉(僧帽筋の下部)へ伝わり、更に上に伝わり最終的に肩の筋肉が硬直して肩こりが発生します。

意外ですが、胃腸の疲労が肩こりの要因の1つとも言われています。

最後に…

肩こりの原因は、上記以外にも考えられます。

肩がこっているから、肩だけを集中して長時間ほぐすのは筋肉を傷めてしまう原因にもなります。

サロンでケアをする時は、1部位だけではなく全体的に施術してもらう事をお勧めします。