美肌に必要な6つの条件

よく、今日は肌の調子が良い、化粧のノリが良いと言ったりしますが、どんな肌の状態が良いのか。
綺麗な肌の条件の一つに肌理(きめ)があります。
肌理(きめ)とは
皮膚の一番表面に縦横とはいっている「皮溝(ひこう)」という細かい線と、その間にはさまった盛り上がっている部分「皮丘(ひきゅう)」が作り出しているものです。
これが、規則的にふっくらとした感じに、並んでいる肌ほど肌理の細かい肌と言う事になります。
皮溝と皮丘の関係は、ほぼ遺伝的な要素できまります。
もう1つは、毛穴の大きさです。
毛穴が小さくて目立たないほど、肌理が細かいと感じ、毛穴が開き気味で皮脂分泌が過剰な人は肌理が粗く見える傾向があります。
美肌に必要な条件
美肌に必要な条件は、「う・な・は・だ・け・つ」と言われています。
- 潤いがある肌(肌がしっとりしている、みずみずしい)
- なめらかな肌(肌の表面にデコボコがなくなめらか)
- はりのある肌
- 弾力がある肌
- 血色がよい肌(血液循環がよい)
- 艶がある肌
上記条件が美肌になるためには必要です。
潤い、つやなど美しい肌の条件がそろっている肌は、細胞に栄養がしっかりいきわたり、老廃物やリンパ液がしっかり運ばれる代謝のよい状態を保つことで作られます。
栄養や老廃物の運搬をになっている血液の流れが悪いと、お肌に栄養が行き渡らず、老廃物も溜まってしまいます。すると、肌にくすみが出てきたり、ニキビができたり、乾燥してきたりします。
美肌を手に入れるために
1にも2にも肌の保湿が重要です。
肌が乾燥していると、乾燥からくる小ジワやくすみがでてきます。
ニキビができやすい人は、肌の奥が乾燥している場合もあります。
乾燥肌は何が問題?
乾燥肌には問題が、2つあります。
- 老化
- 皮膚のバリア機能が低下
乾燥肌は、美容の大敵である「老化」を早めることにつながります。
TVCMや雑誌などで、「乾燥小じわ」と言う言葉を聞くので、乾燥肌をケアすることで、肌の老化を防いで潤いある綺麗な肌を保ちたいと思っていると思います。
もう一つ問題である、皮膚のバリア機能の低下は、外からの刺激である、紫外線や微生物や化学物質などによる刺激から体を守ることができなくなります。
紫外線による皮膚のダメージは、シミやシワなどの皮膚老化だけでなく、皮膚に良性、悪性の腫瘍ができる事もあります。
微生物は、細菌やウイルスや真菌など皮膚に感染して皮膚にとどまらず、体全体に影響を及ぼす事もあります。
化学物質は、化粧品による「かぶれ」です。「かぶれ」が起きる時は、乾燥肌であり、そこに化粧品を塗ることによってアレルギー反応が起きやすくなります。手荒れなどの乾燥肌も、洗剤や石鹸などの化学物質を繰り返し使う事で皮膚に刺激を与え炎症を起こしています。
乾燥肌の原因は?
乾燥肌の原因は、角質層(皮膚の一番上の層)のトラブルです。
美容的な乾燥肌の原因
- 加齢
- ストレス
- 寒冷・空気の乾燥
- 不適切な洗顔
- スキンケア不足
乾燥肌のスキンケア
スキンケアの基本
- 必要以上な洗浄やこすりすぎはしない
- 入浴後や洗顔後は保湿剤を塗る
洗顔料は、肌のPHに近い弱酸性のものを使用すると良いです。
保湿剤は、肌の水分を補う化粧水と水分を逃さない為の乳液やクリームです。
クリームだけを塗っても、肌は潤わないので、必ず化粧水も塗ることが大切です。必要であれば、美容液も使うと良いです。美容液は、化粧水に比べて濃度の濃い物になるので、集中ケアしたい箇所に使ったりします。
最後に
忙しく毎日を過ごしていると、肌の乾燥が気になっていても、疲れてお肌のお手入れができない事もあるかと思います。
そんな時は、お風呂に入りながらのローションパックもおすすめです。(髪の毛洗った後行ってくださいね)
冷たいローションパックより人肌に近い温度だと入りやすいとも言われるので、時間のない方は試してみてください。
水分補給のローションパック、栄養補給のローションパックなど色々種類があって、お値段もいろいろですが、ドラックストアーや大手スーパーの化粧品コーナーで買えます。
安いローションパックでもするのと、しないのでは、乾燥具合、肌のくすみ加減、艶の感じとかが違ってきます。
ひと手間かかりますが、自分への肌への投資をしてみてください。ローションパックをした次の日はしっとり感が違いますよ。