顔や目の下のたるみをなくしたい…たるみ対策
たるみは、重力に肌が耐え切れなくなることでおこります。
年を重ねるごとに、たるみが大きくなるので、気になり始めたらケアを始めることが大切です。
たるみを引き起こす原因
紫外線によるダメージ
紫外線は、シミやシワだけでなく、たるみにも影響があります。
紫外線は、肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンを生みだす線維芽細胞にダメージを与え、ハリや弾力成分の生成力が低下する事でたるみへとつながります。
脂肪の増加
肌は、コラーゲン、エラスチン、表情筋によって支えられています。体重増加する事で、脂肪がたまってくると、支えきれなくなるのとたるみを引き起こします。年を重ねると、新陳代謝の低下もあり、今までと同じ食事量でも太ってしまうので、適度な運動をし体重維持も大切です。
加齢による筋肉の衰え
体の筋肉だけでなく、顔の表情筋も加齢とともに筋肉が衰えていきます。表情が乏しい人も、筋肉を動かす機会が少ないのでたるみやすくなります。
顔のむくみ
飲みすぎや、睡眠不足だったりすると、翌朝、顔がむくむことがあります。しばらくすると、むくみが取れるから気にしない人もいるかもしれません。表面的には、むくみがなくなっても、体の中を巡って古くなった水分をしっかり排出させずにいると、体の中に溜まった水分が下垂につながります。下垂した状態が続くと、皮膚が伸びてたるみになります。
たるみ解消の対策方法
紫外線対策をする
顔は、常に紫外線にさらされています。夏場だけでなく、年中、日焼け止めを使う。
日焼け止めには、SPF30とかPA++とか書いてあります。
SPFは、UV-Bから肌を守る数値を表しています。
UV-Bは、肌表面にダメージを与えるので、シミを引き起こします。
PAは、UV-Aから肌を守る数値を表しています。
UV-Aは、肌の奥へ伝わり、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えるので、たるみを引き起こします。
数値は、大きいほどカバー力があると言われますが、日焼け止めは数時間おきに塗りなおす事が大切です。
外に出る時は、日焼け止めだけでなく、日傘や帽子を使ってできるだけ紫外線を浴びないよう心掛ける事も大切です。
表情筋を鍛える
顔の筋肉を鍛えると言っても、体を鍛える時のようなハードな物ではありません。
- 目をギューッと閉じてから、大きく見開く。
- 目を上・下・右・左と動かす
- 口を大きく膨らませたり、へこませる。
- 大きく口を開けて「あ・い・う・え・お」と口を動かす。
- 舌で、歯をなぞるように時計回り、反時計回りと数回行う(これは、慣れるまできついです)
顔のむくみを解消
顔のマッサージを行います。
毎日、スキンケアすると思います。
化粧水、美容液、乳液、クリームの順に付けるかと思います。
その時、乳液を付ける時、ただ塗り伸ばすのではなく、リンパの流れに沿って塗り伸ばします。顔だけ塗りがちですが、首もしっかり塗って鎖骨へリンパ液を流します。
クリームを塗る時も同じです。少し多めにクリームをとって、リンパ節がある耳へ向かって流すようにマッサージをしながら塗り伸ばします。額は、頭皮へ向かって引き上げる様に塗り伸ばし、最終的に鎖骨へ流していきます。
注意:目の周りの皮膚は、頬に比べて薄いので、目の周りを行う時は強さに気を付けてください。
最後に…
たるみは、今回紹介した原因以外にも、胃腸とも関係があったり、頭皮が硬くなっている事が原因だったりもします。
たるみが酷くならないよう、毎日のケアが大切かと思います。
私自身、数年前から左の目頭から斜め下に変な線が入っていました。はっきりと表面化していないシミとたるみが重なってたので気にしていたのですが、少しでも軽減したらよいと思い、毎日のスキンケアのついでにマッサージをしています。若干ですが、前よりは斜めに入った線は浅くなっています。
月1日のサロンでのケアも、自分ではできないケアを受けれるので良いですが、日々の小さなケアがたるみを遅らせるのかなぁーと思います。