頭皮マッサージは、脳の疲れと心の疲れを癒す
体の疲れは、心にも疲れが出てきますが、頭も同様、脳が疲れてくると心にも疲れが出てきます。
心が疲れてくると、自律神経が乱れてきます。自律神経が乱れてくると、鬱になりやすかったり、眠れなかったりしてきます。
脳が疲れてくると…
体が疲れている時は、だいたい脳も疲れを感じています。
脳が疲れてきたときは、ストレスを受けすぎた時になる症状と似ています。
- 肩こり
- 眠れない
- 下痢をする(便秘になる)
- 食欲がなくなる、もしくは食べすぎる
- 突然、泣く
- イライラしやすい
- やる気が出ない
など体や精神に表れてきます。
頭のコリやすい部位は、考えのクセ、性格によって違う
一人一人性格や考え癖は違います。
性格や考え癖によって、コリやすい部位があります。
頭頂部のコリやむくみ
- 真面目できっちりしている人
- 論理的に物事を考える傾向のある人
- 心身の疲労がある人
側頭部のコリやむくみ
- イライラすることが多い人
- 精神的緊張が強い人
- 奥歯を噛みしめるように我慢している人
- 長期にわたってのストレスがある人
目を酷使しているも、目と近い側頭部はこりやすいです。
前頭部のコリやむくみ
- 理屈っぽい人
- 慌てやすい人
- 考えを巡らせる人
- どうにもならない事を延々と考えてしまう人
- 心配性
前頭部のコリがあると、たるみの原因にもつながります。
後頭部のこりやむくみ
- 目を酷使している人(眼精疲労の人)
- 呼吸が浅い人
- いつも委縮して感情の振れ幅のバランスを取っている人
- 頭頂部、前頭部の引き上げる力の低下
- おでこのたるみ
- 目力の低下
後頭部と首は直結しているので、首コリがある人は、後頭部もかたくなりやすいです。
首こりがある人
- 力みすぎ
- おおらかになれない
- 自律神経が乱れやすい
- 責任を負ってしまう人
頭皮マッサージで期待できること
頭皮をほぐすと、
- リフトアップ効果
- 脳疲労の解消
- 毛髪が育つ環境を整える
- 眼精疲労の解消
- 自律神経が整う
など、期待できます。
頭皮がこると、頭皮がかたく動かなくなります。
頭皮が固くなると血行もわるくなり色々不調が出てくるので、毎日、2~3分の頭皮マッサージがおすすめです。
頭皮マッサージは、自分でもできます。
自分の指の腹を使って、頭全体を優しくほぐしてあげてください。自分の手で行うのが疲れると言う方は、ヘッドマッサージ機も市販で売っているのでそういう器具を使うのもおすすめです。
器械までは・・・と言う人は、ヘアブラシで、頭皮にブラシが当たるようにブラッシングを全体にします。この時、力の入れすぎは、頭皮を傷つけるので注意しながら行ってください。
ブラシの流れは、前頭部から後頭部へ行うと良いです。
まとめ
頭のコリは、脳の部位ごとの働きとコリが一致することが多いです。
思考をつかさどる前頭葉には、思考型の疲れが出てきて、視覚中枢のある後頭葉には眼精疲労が出てきます。
頭にコリ!?って感じるかもしれませんが、頭にも血管が通っており、血行が悪くなれば髪に栄養が行きわたらなかったり、顔にむくみが出てきたり、たるみが出てきたりします。
自宅でも簡単に頭皮マッサージはできます。
毎日のブラッシングの時についでに少し行うだけでも、頭や目がすっきりしてきますのでお試しください。
※強くブラシを当てると逆に頭皮が傷ついてしまうため、やさしく行うことがポイント