免疫力を高める為の生活習慣

免疫力についての本が出ていたり、健康番組でも免疫力が高いと病気になりにくいと言う事を言っていたりするので、「免疫力」と言う言葉は聞いた事がある人は多いと思います。
免疫とは
体内に外部からウイルスや細菌などが入ってきたとき、異物として区別し体外へ排出して体内の環境を守る働きをします。
また、免疫力が弱いと、ウイルスや細菌などが体内に入って増殖した時、排出する力が弱いと感染してしまいます。インフルエンザや感染症などになると、体内で免疫のシステムが働き、入ってきたウィルスや細菌を攻撃しやっつけて、体を治してくれる働きもあります。
免疫力が下がる原因
免疫力が下がる原因は様々です。
- 睡眠不足
- 不規則な生活
- バランスの悪い食事
- 激しい運動のし過ぎ(アスリート)
- 運動不足
- ストレス
- 口内炎が良くできる
- 風邪を引きやすい
- 便秘・下痢をすることが多い
- 喫煙をしている
- 低体温・冷え症
免疫力を低下させない為に
質の良い睡眠をとる
睡眠時間は、6時間以上とるようにする。早寝・早起きを心掛け生活のリズムを作る。
朝、太陽の光をしっかり浴びることで、体が目覚めると言われます。夜型の人は、できるだけ太陽の光を浴びると良いです。
寝る数時間前には、テレビやスマートフォンなどの強い光を見るのをやめ、部屋の電気も少し暗くし睡眠に入る準備をします。遅くても0時には寝るように心がけます。40歳を過ぎて0時過ぎまで起きていると病気のリスクが高まると言われています。
バランスの取れた食事
肉・魚・野菜・果物などバランスの取れた食事をする。
腸内環境を整える乳酸菌の含む食品や発酵食品なども取り入れる。
例えば、ぬか漬け、納豆、塩麴、甘麹など
適度な運動
無理がなくできる運動をする。
ウォーキングやラジオ体操など
精神的なストレスを溜め込まない
ストレスとなる仕事や勉強など強いストレスを受けると自律神経のバランスを崩すので、こまめにストレス発散をする。ストレスは、鬱、アレルギー、不眠など様々な病気を引き起こします。
また、ストレスは、血管収縮が起こり血液の流れも悪くなると冷えにもつながります。
たくさん笑う
笑うと免疫力が上がると言われています。
子供は1日400回笑うと言われ、大人は、1日20回しか笑っていないと言うデーターもあるそうです。
小さな子供は、些細な事で笑うので、子供は免疫力が高いと言われる理由の一つかもしれません。
免疫力は30歳を境に低下していくので1日に笑う時間を増やす。
体を冷やさない
体温が1度上がると、免疫力が13%上がると言われています。冷え性の人は、体を冷やさないようにする。
特に、太い血管が通っている首が付く「足首」、「手首」、「腰首(ウエスト)」、「首」を温めると良いです。
食べるものや飲み物も温かい物を摂るようにすると良いです。
最後に
仕事や精神的なストレスが続いている時、なかなか眠れなかったり、風邪ひきやすかったり、体調崩しやすかったり、思い当たると言う人いると思います。そんな時、気づけば最近笑っていないっていう事も・・・
ストレスが続いている時、自律神経は交感神経が優位になっていることが多いです。笑うと、副交感神経が優位になります。
笑うことで、脳内麻薬と言われるβエンドルフィンが分泌され、気分が良くなり、免疫細胞も活性されます。
大笑いしたあとは、全身を使って笑うので、筋肉運動により熱が発生し、熱が血流によって全身を巡ることで体温が上がります。
体温が上がると、体の中で起こる様々な化学反応や代謝、酵素の働きが良い状態になり、食べ物を摂取したり、細胞の入れ替わりもスムーズになることで、疲れが取れやすくなることで病気を防ぐことができます。
大笑いしたあとは、気分もスッキリしたり、表情が明るくなったりして全身リラックスしてきます。
子供ほど些細な事で笑うことができなくても、お休みの日は、バラエティー番組、お笑い番組、コメディー映画などを見たりして大笑いしてリラックスしてください。
免疫力を高める方法は、もっと難しく大変な事かと思いきや、意外と簡単でお金もさほどかからない事ばかりです。
今からでもできる対策です。『笑う門には福きたる』という言葉があるように、体に良いだけでなく、運もついてきて良いこともUPするかもしれません^^