あなたは、自分の疲れを自覚してますか?

サロンへご来店されるお客様には、自分の疲れに気付いている人と、気付いていない人がいます。
自分の疲れに気が付いている人は、早目に対処できますが、気が付いていない人は、無理をしてしまい病気の下地を作ってしまうことに…
疲労のきっかけとサイン
疲労のきっかけは、ストレスにあります。
- 精神的ストレス(人間関係など)
- 肉体的ストレス(過重労働や激しい運動)
- 環境ストレス(紫外線、寒暖差など)
様々なストレスがかかると、体の神経系、免疫系、内分泌系のシステムが狂いだします。すると、本来人間は、修復機能が備わっているのに、疲れを無視して働いたり、運動したりすると過度なストレス状況では体が修復ができなくなってしまいます。
その為、だいるい、しんどいなどの疲れを自覚したら、休息をとって健康な状態に回復させています。
疲労の仕組み
体が出している、疲れたというサインを無視して、働き続けると病気になるリスクが高まります。
- 大きなストレスが加わる
- 肉体疲労や精神的ストレスが長期間加わる
- 免疫力が低下
- 外から入ってきたウィルスなどと戦ってくれる免疫力が下がるので、体調を崩しやすくなったり、ウィルスなどの感染リスクが高まります。
- 体の中のウィルスが活発になる
- 体の中に潜在するウィルスが活発になり、口唇ヘルペス、口内炎、風邪を返すなどします。
- 体を守るための免疫物質が作り出される
- ウィルスに対しては有効ですが、脳には悪影響な物質で、疲れが取れない、不安、鬱などを引き起こします。
免疫物質は、脳でも作られていることがわかってきています。免疫物質が脳内でつくられると、セロトニンなどの神経伝達物質による情報交換が上手く機能しなくなり、疲れているのに「疲れ」を自覚できなくなることもあると言われています。疲れの自覚のないまま働き続けると、心筋梗塞や脳梗塞などになるリスクが高まります。
疲労チェック
あなたは、下記の状態がありますか?
- 肩こり
- 頭痛
- めまい
- 不安
- 過食
- 食欲不振
- 瞼の痙攣
- 手足のむくみ
- 不眠
- 腹痛
- 集中力が低下
- 理由のない焦燥感
- 憂鬱
- 寝ても疲れが取れない
- 音や臭いに敏感
- 他の人といると煩わしい
もし、当てあまるものが1つでもあれば「疲れ」が溜まりつつあります。
4つ以上で黄色信号で注意です。
体も心も休息が必要です。
最後に
疲れはため込まない事が大切です。
精神的に疲れている人は、運動や趣味に打ち込みリフレッシュしたり、悩みがあるのであれば誰かに話をするなどすると良いです。
肉体的疲労がある人は、睡眠時間の確保とバランスの取れた食事も大切です。
心身の疲れには、オイルマッサージでケアすることもおすすめします。
体の疲れは心に表れ、心の疲れは体に表れます。
翌日に疲労が残るようなら、早目に体のメンテナンスをおすすめします。